開催趣旨
樽前山は、有史以降1667年や1739年などの大規模噴火の実績があり、最近では、昭和56年に地震活動の活発化ののち小噴火をし、山腹に降灰を見ました。現在でも火口付近は高温を保っており、十分に警戒が必要な状況です。
山ろく周辺には、苫小牧市・千歳市をはじめ道央圏の中核都市や、北海道のダブルポートである苫小牧港、新千歳空港、北海道の大動脈JR室蘭本線や道央自動車道などが位置し、樽前山が活発な火山活動を再開した場合、北海道経済のみならず、社会活動にも大きな打撃を与えることが考えられます。
本フォーラムでは、活動を続ける全国の活火山の状況を踏まえ、比較的静穏に推移している活火山樽前山での防災対策のあり方について、地域住民の研究発表、パネルディスカッションを通じ、今後の指針を得ることを目的に、北海道苫小牧市において開催します。
開催テーマ
火山を知り、火山と共に生きる
~知っておこう!考えておこう!樽前山の火山防災~
開催日程
プログラム | 日程 | 場所 |
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フォーラム | 平成29年10月26日(木) 13:30~17:00 | 苫小牧市民会館 大ホール |
ポスターセッション | 平成29年10月26日(木) 15:00~15:30 | 苫小牧市民会館 小ホール |
現地研修会 | 平成29年10月27日(金) 8:00~15:00 | 樽前山麓2コース |
*ポスターセッションは、行政機関、民間企業、個人で参加できます。参加を希望される方は、「ポスターセッション参加申込書」をダウンロードしてください。不明な点がございましたら下記担当にお問い合わせください。
参加費
参加締め切りは、2017年10月13日(金)になります。
今回は、シャトルバスはございません。
会場までは参加者ご自身でお越しいただくようお願いいたします。
プログラム | 日程 | 場所 |
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フォーラム | 3000円 | 苫小牧市民会館 大ホール |
意見交換会 | 5000円 | 苫小牧市民会館 小ホール |
現地研修会 | 5000円 | 樽前山麓2コース 昼食代は各自でお支払いください。 |
主催
火山砂防フォーラム委員会(委員長 苫小牧市長 岩倉博文)
後援
国土交通省、気象庁、内閣府、北海道
協賛
(一社)全国治水砂防協会、(公社)砂防学会、(一財)砂防・地すべり技術センター、 (一財)砂防フロンティア整備推進機構、(一社)国際砂防協会、(NPO)土砂災害防止広報センター、(NPO)防災情報研究所