開催趣旨
岩手の父なる山、岩手山は70万年にも及ぶ火山活動の歴史を持ち、カルデラをともなう西岩手、頂上の薬師岳がある東岩手の2つで構成される複合火山です。
1997年(平成9年)より火山活動が活発化、1998年(平成10年)4月には噴火危機に直面し、盛岡地方気象台は、臨時火山情報、第一号を発表して注意を呼びかけ、1998年(平成10年)から2004年(平成16年)まで入山規制が敷かれました。
岩手山の火山噴火危機から25年が経過し、近年は概ね静穏状態ではありますが、山麓には集落・産業やスキー場・温泉等の観光施設が多く分布するとともに、国道46号・秋田新幹線等の重要交通網が整備されており、これを踏まえた火山砂防事業が国土交通省岩手河川国道事務所等により、整備が進められております。
地域としては、生活や観光に対し、火山地域特有の恩恵を受けていること、過去の噴火危機を知らない若い世代に対して、火山に対する知識や火山防災対策の重要性をあらためて周知し、活火山を抱える町として、町民の火山砂防意識をワンランク向上させたいという想いがあります。
雫石町で開催される2023火山砂防フォーラムは、岩手山の恵み・災いと観光と暮らしとの関わりの深さを改めて認識し、火山防災・地域振興、それぞれの取り組みに繋げることを目的として意見交換を行うものです。
開催テーマ
火山を知り、火山とともに生きる
~ 魅力ある故郷の山 岩手山 雫石町から ~
開催日程
プログラム | 日程 | 場所 |
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フォーラム | 令和5年10月19日(木)13:15~ | 雫石町中央公民館 野菊ホール |
参加費
プログラム | 参加費 | 場所 |
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意見交換会 | 6,000円 | 鶯宿温泉 ホテル森の風鶯宿 |
現地研修会 | 岩手山周辺半日コース 5,500円 |
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岩手山周辺終日コース 6,000円 |
※終日コースの昼食は参加登録の際にお申し込みください。(現地にて各自精算) |
主催
火山砂防フォーラム委員会(委員長:雫石町長 猿子 恵久)
共催
岩手山火山防災協議会、八幡平山系に係る直轄砂防事業促進期成同盟会
後援
国土交通省、内閣府、環境省、気象庁、林野庁、岩手県
協賛
(一社)全国治水砂防協会、(公社)砂防学会、(一財)砂防・地すべり技術センター、(一財)砂防フロンティア整備推進機構、 (一社)国際砂防協会、(NPO)土砂災害防止広報センター(NPO)防災情報研究所、(一社)東北地域づくり協会、砂防ボランティア岩手県協会
お問合せ
2023火山砂防フォーラム幹事会事務局(雫石町 地域整備課)
電話 019-692-6406
Eメール :chiikiseibi@town.shizukuishi.iwate.jp